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2023/8/24

一人暮らしだけれど、自宅で療養したい/70代男性Aさん

病状の進行で独居が危険に

「お酒とタバコが唯一の楽しみ」というAさん。

肺がん末期で、両目には視力障害がありました。

そのためもともとアール・ケアの24時間訪問介護看護(ハーヴィス24玉野)と訪問看護(訪問看護ステーションママック)をご利用いたただき、それぞれ1日3回ヘルパーが訪問し(定期巡回サービス)、週2回は訪問看護を受けていました。

ところが肺がんによる衰弱と、視力低下が進行し、火の始末も危険な状態に。

けれどもAさんには「入院や施設への入所はしたくない」「自宅で、慣れたサービススタッフにみてもらいたい」という思いがあり、当院にご相談がありました。

安心できる環境でAさんの気持ちも前向きに

望ましい療養生活について、ご本人とサポートチームで何度も相談。

アール・ケアのサービス付き高齢者向け住宅(ハーヴィスヒルズ)ならこれまでと同じスタッフが対応できるということでAさんも納得され、入居を希望していただきました。

医療は、同じ建屋内の当院が担当させていただきました。

ヒルズ入居後はご本人も安心し、入居前の不安感もなくなったとのこと。

毎日少量のワインを楽しみ、職員付き添いのもとテラスでタバコを吸うこともできました。

何より良かったこととして、ご本人のお気持ちが徐々に前向きになったことで、ご家族との再会が実現しました。

サービス間の密な連携で、さまざまな対応が可能に

入院や入所が必要でも、ご本人に拒否感のある方も多くいらっしゃいます。

Aさんの場合は、ご本人が安心できる環境をアール・ケアグループ内の密な連携によってご用意できたことが功を奏しました。

今回はアール・ケアグループ内での連携でしたが、他のサービス・医療機関との連携も十分可能です。

あらかじめ訪問系のサービスをご利用いただき、慣れていたことも良かったと考えています。サービスにつながることで、新しい可能性が開けます。

Aさんの場合は、ご家族に再会するまでに気持ちが前向きになりました。

お困りなる前に、悩む前に、まずはご連絡いただきたいと願っています。

~Aさんのご利用サービス~

(在宅時)

・24時間訪問介護看護(ハーヴィス24玉野)/定期巡回(1日3回)

・訪問看護(訪問看護ステーションママック)/訪問看護(週2回)

(入所後)

・サービス付き高齢者向け住宅(ハーヴィスヒルズ)

・訪問診療(当院・ハーヴィスクリニック)